『メガネ』をかけていない人にこそ『メガネ』をかけて欲しい

スポンサーリンク
ライフスタイル
メガネマン
メガネマン

どうも、現役メガネ屋店員のメガネマンと申します(^^

いきなりですが、皆さんは普段メガネをかけていますか?

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001027.000007815.html
(上記URLリンククリックで別タブで開きます)

上記では非常に興味深いアンケートと結果が出ております

アンケートを取った結果、サングラス以外のメガネを所持している方は8割以上もいらっしゃいました。さらに、その中で常にメガネをかけているという方は4割台…。つまり全体の30%以上の方は常にメガネをかけているという結果になっております

メガネの地位が上がってきていることはメガネ屋としては喜ばしいことですね(^^

しかしながら、メガネを使用している方の大半は視力矯正を目的にしていることもアンケートの結果から判断できます

これはアイウェア、ファッションとしても騒がれている現在でもまだまだ”メガネ = 目が悪い”というイメージが強いのが分かりますね(–;

また同じアンケートの別項目の回答が↓にあります

https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=27210
(上記URLリンククリックで別タブで開きます)

このアンケートの気になる部分としてはUVカットが付いているメガネを所持しているという回答が2割しかないことです

…恐らくは本来数値はもっと上なはずです

というのもメガネ屋が販売しているものは勿論、ホームセンターやアパレルショップ、雑貨屋で売られているにもUVカット機能というのは一応付いているものが多いからです

UVカットってサングラスのことでしょ??

この質問はメガネ屋なら何度も通ってきた質問だと思います

お客様からしてみるとよく分かっていない、誤った認識をされている方が多いと思います

今回はそんな疑問も解消できる記事になっております(^^

普段メガネをかけていない、目が悪くないという方もぜひ楽しんで読んでいただけたらと思います♪

こんな人に読んで欲しい

・メガネを普段使っていない、使ったことがない

・自分は目が悪くないからメガネは不要だと考えている

・普段使っているメガネがどんな機能(レンズ)が付いているのか分からない

・紫外線(UV)はサングラスでカットするものだと思っている

・メガネを作りたい、興味がある

“メガネ=視力矯正器具”とは限らない

メガネ(レンズ)の歴史は古く、ルーツを辿ると紀元前にガラスやエメラルドなどを用いて文字の拡大や望遠をしていたとされています

ファッションとしては19世紀頃から使用されるようになったという研究もあるのでまだまだ歴史から見れば最近の話

映画や漫画などでメガネキャラは総じて強い近視や老眼といった設定にされていることも多いですし、視力矯正のイメージが強いのも納得できます

しかし、メガネ屋として言わせてもらいます

メガネマン
メガネマン

メガネには無限の可能性がありますっ!!

冗談抜きに例え「視力が1.0あります」という方、「メガネはあまり好きじゃない」、「私はコンタクト派」という方々にもおすすめする理由があります

以下に大雑把ですが視力矯正以外でおすすめの理由をまとめてみました(^^

  • 最適な見え方の手助けになる(✕矯正 △補正)
  • UVから目を保護し、眼病予防や美容対策
  • 眩しさを抑えて、スポーツや運転などの視界サポート
  • パソコン、スマホ作業時のブルーライトカット
  • 目元を隠したい、すっぴんを隠したい時に
  • ファッションとしての使用、印象を変えたい時…など

最適な見え方の手助けになる

度入りのメガネをかける時は運転や授業の黒板など遠くを見たいときや、読書やスマホ画面など近くが見えにくいときなど何かを見るのに必要な時が多いことが最初のアンケートからも分かると思います

ここでよくあるお客様の声として「とにかく何でも見えるように!」というものがあります。視力が1.5出るようになど具体的な数値を出してくる方もいらっしゃいます

人によっては矯正視力、つまりメガネを使用した状態の視力が1.5まで上がらないこともありますが…

今回はそれは置いておいて。

例えばあなたのメガネの利用目的が「仕事や学校から帰宅して夜にコンタクトを外した家の中で使う」だとします

本当に矯正視力が1.5も必要でしょうか?

うちのTVは20型で10m先にあります

メガネマン
メガネマン

(飲食店かな…?)

絶対に必要ないとは言い切れませんが、見たいものや環境に合わせた矯正が必要です

強過ぎる度数は目に負担がかかります

メガネを作る際は必ずお医者様やメガネ屋にしっかりと相談をしたうえで処方をしてもらいましょう

ちょっと待ってくれ!

俺は運転免許もメガネが要らないくらい視力が良いけど、それならメガネは要らないよな!?

この場合も必ずしも必要ないとはいえません

運転免許に必要な視力とは、

原付免許、小型特殊免許
両眼で0.5以上、又は一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること。

中型第一種免許(8トン限定中型)、準中型第一種(5トン限定準中型)、普通第一種免許、二輪免許、大型特殊免許、普通仮免許
両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上、又は一眼の視力が0.3に満たない方、若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。

大型第一種免許、中型第一種免許(限定なし)、準中型第一種免許(限定なし)、けん引免許、第二種免許、大型仮免許、中型仮免許、準中型仮免許
両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上であること。

警視庁HPより引用

以上のように国によって定められています

仮に普通第一種免許を所持の場合は視力が0.7以上になります

基準ギリギリの0.7の人だと遠方の文字などが見えない(見づらい)、場合によってはTVの字幕も…ということもあります

目を細めたりして無理に見る行為は目の調節に関わる筋肉に負担をかけますし、何よりも他の人から見るとあまり見た目がよくありません

さらに細めることが癖になる場合もあるので、自分や家族で当てはまる場合は一度眼科に相談してみることをオススメします

ちなみに最近、本やスマホが見づらいなと感じる人も同じです

もしかすると視力が良くても度入りメガネが必要になるかもしれませんよ(^^
メガネをかけても目は悪くなりませんので、負担を減らすためにもぜひ♪

UVから目を保護し、眼病予防や美容対策

まずUVカットで一番多い間違いは”UV = 眩しさ”という認識です。それと合わせて”UVカットメガネ = サングラス”です

透明なレンズでもUVカット機能が付いたものは多くあります

というよりも、恐らく皆さんが普段使っているメガネにもUVカットが付いている場合がほとんどです

にも関わらず、アンケートではUVカット機能が付いたものを所持している人が2割ちょっと…

説明をしていないメガネ屋もあるかもしれませんが、意外と知られていないものですね(^^;

UV対策はバッチリという人でも目を対策していない人が結構いらっしゃいます

目にUVが入ると充血などのいわゆる雪目と呼ばれる症状が起きたり、白内障などの眼病に繋がることも…。また目からのUVが肌のシミなどの原因になるという研究結果も出ています

目が悪くない人もぜひ外出の際はメガネをかけて健康と美容を守りましょう(^^

眩しさを抑えて、スポーツや運転などの視界サポート

今度こそサングラスでしょ?

私似合わないし、嫌なのよね~…

気持ちは分かります><

一般的に日本人は顔が平坦、鼻筋が低い…などの理由で似合わないというイメージがあります。また、日本人のコミュニケーションとして相手の目を見ることがあるので、目元を隠すと感じが悪いという人もいらっしゃいます

似合わないと思っている方のイメージしているサングラスは、主に海外の方が使用しているようなスポーツタイプやフレームが大きいものが多いです

メガネ屋ではメガネのフレームにカラーレンズを入れてサングラスにすることが出来ます

日本人向けのメガネフレームなら顔に合いますし、好きなデザインや色で作ることが出来ます

目元が隠れてキツい印象が苦手…という方には薄めのカラーレンズもおすすめです

クラシックのフレームに薄いカラーレンズは非常におしゃれですし、何なら普段使いも出来ます

紫外線が当たると色が付く調光レンズも良いのですが、車の運転時にフロントガラスにUVカットがされていると色が付かないので注意が必要です

その場合は少し高価にはなりますが可視光線で色が付くレンズもありますので、メガネ屋に問い合わせてみましょう(^^

出来れば透明なレンズで眩しさカットしたいんだけど…

残念ながらクリア(透明)レンズでは眩しさはカット出来ません…

その場合はシーコントラストなどの色が薄めのイエローライトカットレンズも非常におすすめです

価格重視ならばZoff(唯一格安店では取り扱い有り)、機能重視ならばシーコントラストが非常におすすめですのでぜひ試してみてください♪

パソコン、スマホ作業時のブルーライトカット

ブルーライトカットって意味ないとか聞いたけど??

これはある意味正解で、ある意味間違いです

というのはメガネ屋によっては、

悪徳メガネ屋
悪徳メガネ屋

ブルーライトは有害!目が悪くなる!!

という感じで売り上げの為に嘘をついて販売している店もありました

まだまだブルーライトについては不透明な部分も多く、必ずしも万人におすすめという訳ではありません

ブルーライトについては過去記事にて詳しく書いております

ブルーライトには睡眠の質を下げてしまう効果は研究の結果認められていますので、仕事での長時間のパソコン業務、就寝前のスマホなどには有効ですので該当する方にはおすすめしています

画面がちらついて見えるなどにも有効な場合があるので、ぜひお近くのメガネ屋にご相談ください(^^

目元を隠したい、すっぴんを隠したい時に & ファッションとしての使用、印象を変えたい時…など

友人やお客様に目つきが悪い、怖いと言われた経験がある方はいませんか?

ちょっと買い物に行きたいけど、すっぴんだし…と躊躇したことがある人はいませんか?

そんなときはメガネがオススメです(^^

メガネはアイウェア、つまり目の服と呼ばれています

服装が変わると印象が変わるように、メガネもシチュエーションに応じて変えることで全く異なる印象を与えることが出来ます

今回のようにどちらかというと顔を隠すような使い方をしたいときは、

こういった太枠のクラシックフレームがおすすめです(^^

太い枠が顔を隠してくれますし、顔よりも枠が目立ち視線がそちらに向くので非常にGood!

あまりキツイ、固い印象を与えないのもポイントです♪

目元が気になればカラーレンズにするのもありですね!

逆にビジネスマンだったらスクエア(四角)のメタルフレームがおすすめですぞ!!キリっと、カチッと決まること間違いなし!!

さいごに

今回は目が悪くないという人にもポイント別でメガネのおすすめをしました

ぜひ既に持っているよ!という方もメガネはもう2,3本くらい持ってみてください

度入りの方は万が一の予備としても使えますし、使いたい場面毎にぜひ使い分けて欲しいと思っています

見たいもの、使用する場所やシーンで使い分けることで目の健康を保ち、おしゃれ度も上げることが出来ます(^^

もし合わせ方が分からないなど困った場合はいつでもブログやTwitterで相談に乗っています!

いつも使うお店があればそちらでも大丈夫です(^^

皆さんの視生活がより豊かになりますように…

それではノシ

コメント

  1. ナポリタン寿司 より:

    >もちろん度が合っていないものを使うことはよくありませんが、メガネをかけることで近視などが進むことはありません

    ほぇえ…。そうなのですねー。
    あんまりこういうの自分から調べないので、非常に勉強になります。

    >軽いフレームだとチタン系や特殊プラスチックなどがおすすめですが、太いセル(プラスチック)の素材感を活かした軽量フレームもあるので、ぜひぜひ♪

    おぉー--!!色々とありがとうございます。
    参考になります。

    >これからも頑張って更新していきます
    のんびり楽しんでいきましょ~~!

  2. ナポリタン寿司 より:

    今回も面白い記事ありがとうございます。

    >メガネをかけても目は悪くなりません
    え!そうなのですか!
    初知りです!
    なんか、目が悪くなりはじめたときに眼鏡をずっとかけてたら余計目が悪くなる…みたいな話聞きますよね。(僕だけ…?)
    だから、小、中学校の時は授業の黒板が見えない時だけかける…みたいな感じで使い分けてる人いましたね。

    サングラス効果があるふつーの眼鏡なんてものもあるんだーと非常にためになりました。

    今家で使っている眼鏡ちょっとフレームが太くて、重たいなーと思うことが増えたので、そろそろ軽い眼鏡探してみようかなとか思ったり。

    次回の記事も楽しみにしていまーす

    • ナポリタン寿司さん、コメントありがとうございます(^^

      メガネをかけていると目が悪くなるという都市伝説は昔から囁かれていますが、大丈夫です(^^
      もちろん度が合っていないものを使うことはよくありませんが、メガネをかけることで近視などが進むことはありません

      軽いフレームだとチタン系や特殊プラスチックなどがおすすめですが、太いセル(プラスチック)の素材感を活かした軽量フレームもあるので、ぜひぜひ♪
      そういった視点でも記事を書いてみますね!

      いつも貴重な意見やアドバイスもありがとうございます!
      これからも頑張って更新していきます><

タイトルとURLをコピーしました